子供の靴の選び方のポイントとは?

こんにちはそんべんパパです!

皆さん子供の靴選びで悩んだ経験はありませんか?

「子供の足ってすぐに大きくなるからなるべく大きめのものを買おう」

「まだ履けそうだから買うもをしばらく待とう」

などと考えた経験が皆さん一度でもあるのではないでしょうか?

しかし子供の靴選びは非常に重要です.靴選びを間違えると,子供の足の成長や将来足に変形に影響する可能性もあります.そうならない為に今回はなるべくシンプルに説明していきます.

結論として以下のポイントを抑えれば大丈夫だと思います

  1. 子供の靴はサイズがあったものを選ぶ
  2. 踵がしっかりと固定できるものを選ぶ
  3. 足の甲をしっかりと固定できるものを選ぶ
  4. MP関節がしっかりと曲がる靴を選ぶ

ではそれぞれ詳しく説明していきます.

目次

1.子供の靴はサイズがあったものを選ぶ

これは最も重要かもしれません.やや専門的な話になりますので苦手な人は飛ばしていただいて結構です.生まれた赤ちゃんにはアーチ(土踏まず)がありません.これは赤ちゃんが歩く必要がないからです.一方で骨形成が未熟な為変形しやすい時期とも言われています.一般に3歳くらいからアーチができ始めて,7歳くらいには大人のような形になりますが,足が骨化するのは18歳位と言われています.少なくとも18歳まではしっかり足に合う靴を選ばないと変形を助長することがあると言えます.幼少期は2歳位までは1年で2~3㎝程度成長し,その後は1年に0.8㎝で成長していきます.窮屈な靴や大きめの靴を避けサイズが合う靴選びを心がけてください.実際の足のサイズから0.5~1㎝の靴がよいです.

2.踵がしっかりと固定できるものを選ぶ

上述しましたが,骨形成が未熟な為変形しやすいです.つまり骨や関節が柔らかい状態です.サンダルと踵がある靴で歩くと比較しやすいと思いますが,踵がある方が安定しやすいのがわかると思います.しっかりと踵があるタイプ,具体的にはブーツタイプやミドルタイプの靴を選ぶのがベストです.履かせやすいロータイプの靴は避けた方が,子供の足の骨形成には良いです.

3.足の甲をしっかりと固定できるものを選ぶ

足が成長する時は足の長さ(足長)が先でその後幅(足囲)が太くなります.つまり足の長さが長いけど,甲が低い状態です.骨変形を助長しない為にはサイズがあっているのと同時に足の甲をしっかりと固定してあげる必要があります.ベストは靴紐タイプの靴ですが,毎回結ぶのも難しいとは思うので,ファスナータイプの靴でしっかりと甲が固定されるように締めてあげてください.

MP関節がしっかりと曲がる靴を選ぶ

現代は小学生でも外反母趾や内反小指の子供が多いそうです.指の変形があると,将来の足以外の身体の不調や転倒しやすくなるなど良いことは一つもありません.靴が小さく指が曲がった状態にならないことと同時にMP関節がしっかりと曲がる靴であるかも非常に重要なポイントです.なぜ大事かというとMP関節は歩行時の蹴りだしで曲がる場所であり,歩く・走る動作で非常に重要な動きであるからです.小さい時期にこの蹴りだし動作をしっかりと習得しないと,アーチ形成が不十分であったり,疲れやすい歩き方が身についてしまう可能性があります.しかしここで厄介なのは小さいうちのMP関節の場所は一定でなく個人差があるということです.しっかり靴が曲がる場所とMP関節の位置が合っているかを確認する必要があります.そもそもMP関節の場所が分かりにくい方は立った状態でつま先立をしてみてください.その際に曲がっている指の関節がMP関節です.

まとめ

  • 子供の足はまだ未熟.靴選びを間違えると運動発達の遅れや足の変形につながる.
  • 足にあるものを選ぼう.その際のポイントはサイズが合う靴(足の長さ+0.5~1㎝),踵がしっかり固定できるもの,足の甲が固定できるもの,MP関節が曲がるものが良い

参考文献

 

 

 

 

 

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