こんにちはそんべんパパです.
そんべんママが第二子出産を控え徐々に準備を整えています.
妊娠中はもちろん産後にも女性には大きな体の変化や負担がかかります.
10人に1人が悩むと言われる産後うつを可能な範囲で防ぐための対策について考えてみました.
我々男性陣にできることは産後うつを理解することと,環境を整えて支援していくことに限ります.
結論としてそんべんパパが産後うつを調べる中で対策が出来ると考えることは
- 出産後はママになるべく休んでもらう,孤独にならない
- 運動してもらう
です.それぞれ見ていきましょう.
目次
出産後なるべく休んでもらう,孤独にならない
一説には出産で身体にかかるダメージは交通事故に匹敵すると言われるそうです.そんべん夫婦でも産後1ヶ月はなるべくゆっくりするように助産師さんから教えてもらいました.
ゆっくりするとは言っても,授乳という大仕事が出産後休む暇もなく始まるので簡単には休むことができません.
第一子を出産後,そんべんママも眠い目を擦りながら,夜な夜な授乳している様子を男性であるそんべんパパは側でただ見守っているしかできませんでした.やはりママの睡眠不足は不可避です.
睡眠不足の状態で,授乳以外の家事の負担はあまりにも酷すぎます.パパができる役割はこの授乳以外の部分を担うことにあると思います.
育児に関して言えば,おむつ替え,沐浴,着替え,寝かせつけ,赤ちゃんを連れて散歩など
家事に関しては,掃除,洗濯,買い物,食事の準備などやるべきことは山積みです.
日中仕事をしながらこれらをこなすのはパパ側も正直大変です.
最近は育児に積極的なパパも増えており,女性だけでなく男性もうつ傾向になる人が増えているようです.我々パパ側も十分に注意しなければなりません.
そこで手段として,パパの育休も選択肢に十分入ると思います.もちろん会社の事情,経済的な問題など解決しなければならないこともありますが,最初から諦めるのでなく,検討してみる価値は十分にあります.そんべんパパも社長と直接相談し,産後うつの説明(社長には子供がいないため)も含め,理解してもらうように努めました.そして第二子出産後は育児休業取得の機会を得ることができました.
また経済的な面でも,前もって貯蓄しておくことや,部分的に労働する半育休制度などもあり,ある程度は収入減を抑えることは可能です.
そんべんパパもそうでしたが,サラリーマンであれば8時間は会社にいなければなりません.その8時間はママが1人でみることになり(核家族であれば),孤独に繋がります.
育休を取得し,ママが孤独になる時間を減らすだけでも,産後うつの予防には十分なり得ると思います.
また他にも両親の援助,家事代行サービスや産後ヘルパーなど,社会資源の活用も検討してみることが大切です.
核家族が主流の現代において,夫婦のみで育児・家事をこなすには負担が大きすぎます.
まずは夫婦ともに休息の時間が少しでも取れるように対策が必要です.
参考書籍です.実際に産後うつを経験した著者が赤裸々に書いています.高学歴でも育児書を読み込んでいても経験してしまう可能性のある病気の一つであることがよく分かります.
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また,男性の育休に関しては以下の書籍が分かりやすいです.育休制度の基本や取得率等データが多く分かりやすいです.取得時の会社側とのやりとりのヒントも多く書かれており,そんべんパパも書籍を読んだのちに会社とやりとりし育児休業を無事に取得できることになりました.
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運動する
うつ病予防や改善に運動が有効であるということはご存知の方も多いとは思います.
産後うつと運動に関しても,同様に運動が有効なようです.これは妊婦のうちの運動も同様です.
アメリカ産婦人科学会のガイドラインでは.
健康な妊婦は中等度の運動を毎日30分するのが望ましいとしています.もちろん主治医に許可をもらう必要もあるので,必ず確認はするようにしてください.
産後に関しても同様で産後のダメージが回復したら運動を開始するのがよいと思います.書籍によっては産後2〜3週間で運動を開始するのがよいとしているものもあります.
オーストラリアの調査でも,産後にウォーキングなどの運動をしてもらった結果,うつ傾向が減少するなどの成果も報告されています.
運動時間を確保するということは,元の生活のリズムを取り戻すのを助け,自分の時間を持つ助けにもなります.
お勧めなのが,朝に日を浴びて散歩することです.セロトニンの生成を促し,入眠時のメラトニンの生成も助け快眠に繋がります..
とは言っても必ず朝に運動できるとは限らないので,時間が空いた時に散歩習慣をつけるのがよいと思います.15分でも十分に効果は出るので毎日でも継続は不可能ではないかも知れません.
また,スクワットなどの筋トレを含めることで,成長ホルモンが出て,疲れが取れやすくなるので,軽い筋トレ+15分の有酸素運動(ウォーキングやバイク漕ぎ)がベストです.
以下参考書籍です.ともに運動するモチベーションが上がる名著でお勧めです.
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まとめ
産後うつは夫婦で防いでいく必要があります.
症状が出たらすぐに専門機関に相談するのがいいと思います.
ホルモンの関係もあり産後うつは誰にでも起こりうるものです.しかしその可能性を少しでも減らすことはできるとは思います.同じ子育て世代の皆様の助けになったくれたら嬉しいです.育児には両親の健康が土台です.みんなで乗り切っていきましょう.
ではまた.