こんにちはそんべんパパです.
子育て世代の方が必ず直面すると言っても過言ではないお金の問題.
産休・育休による収入源は不可避です.
また一方で子育て用品をはじめとする生活費の増加,学費など支出は増えるのが一般的だと思います.
そんな状況の中で如何にして資産を築けば良いのかについてそんべんパパの見解をお話します.
まずは結論から
- 収入ー支出+投資=貯蓄額
- 収入を上げる
- 支出を下げる
- 余剰資金を投資に回す
となります.
「そんなこと当たり前じゃないか」と思われるかもしれませんが,その当たり前のことがなかなかできないのが現状です.
30代の平均貯蓄額は約500万だそうです
一方で4割が貯蓄ゼロという推計もあるようです.
つまり貯蓄できている世帯がいる一方で全く貯蓄がない世帯もあるという二極化が生じていると言えます.
言い換えれば本気で取り組むか否かということです.
ではそれぞれ見ていきましょう.
収入ー支出+投資=貯蓄額
基本的にそんべんパパの考えとしては資産形成の基本は
収入ー支出+投資=貯蓄額
と考えています.
もし仮に収入ー支出+投資=+であれば貯蓄成功
収入ー支出+投資がマイナスであれば赤字家計と言えます.
ダイエットで例えるなら,
摂取カロリーー消費カロリー=プラスであれば肥満
摂取カロリーー消費カロリー=マイナスであればダイエット成功
と同じ理屈です.
つまり,最終的な目標である貯蓄額の増加には
収入を増加させる,支出を減らす,投資額を増やすとのどれかの要因が必要です.それぞれを意識的に取り組むことで貯蓄額を増やす=資産形成を目指せます.
収入を上げる
収入を上げるには労働で稼ぐしかありません.資本主義社会で生きる日本ではこれはシビアですが現実です.
しかし収入はサラリーマンであれば,職種と年齢で決まってしまいます.
以下の書籍に詳しく書いてありました.
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収入を上げる現実的な方法としては,
- 収入が高い業界に転職する
- 共働きする
- 起業する,副業する
しかないと思います.
そんべん夫婦は共に医療専門職ですので,残念ながら業界を変えることはできません(労働分野を多少変えることは可能).
しかし,実際に夫婦ともに転職に成功し年収アップは図れています.
転職活動に関してはどこかでお伝えできればと考えています.
年功序列制度の崩壊は昨今話題ですし,転職を検討することは個人的には悪い選択ではないと思います.
また,一昔前であれば父親のみの収入でも十分に家族を養っていけたと思いますが,年々年収が下がっている現代では一馬力では子育てと並行していくにはパワー不足かと思います.(専業主婦を否定しているわけではありませんので誤解なきように)
大学学費の高騰化(インフレ)や老後2000万円問題,人生100年時代など,子育て・老後には莫大な費用がかかります.
共働きの環境を整えながら,二馬力で資産形成していくのが賢明です.
その辺りはこの本が非常に参考になりました.
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出産と同時に退職する世帯は4割だといいますので,生涯年収で考えると,多きな差になると思います.
育児休業や育児短時間勤務など社会保険も有効に利用しながら無理のない範囲での共働きが資産形成の面で言えば最適解と考えます.
著書の中で筆者が看護師を最もお勧めの職業としています.看護師はやりがいはありますが簡単に務まる職業ではないと側から見てて感じます.普段関わっているのでよくわかります.向き不向きがあると思うので,そこだけは僭越ながら補足させていただきます.
残る方法としては起業したり,副業することかと思います.起業して成功すれば収入アップが見込めます.さらにはある程度の時間的自由が手に入ると想像します.しかし残念ながらそんべん夫婦は起業の経験がないのであくまで想像の域です.
副業であれば確実に収入アップにつながります.ただし,同時に時間を消費する必要はあるので本業や育児とのバランスが重要になると思います.
そんべんパパに関して言えば,せどり(転売)や当ブログ(無収入..)が副業にあたります.
支出を下げる
そんべん夫婦では優先順位として支出を下げる>収入を上げること
その理由として,支出を下げる方が簡単で効果が出やすいからです.
収入を上げるには時間の消費と努力(勉強)が必ず必要です.
しかし支出を抑えることは最初はある程度の努力が必要ですが,一度体制を整えればその後は多少のチェックと手直しで済みます.
また,一方で可処分所得(税金が引かれた後の使えるお金)の面でも有利です.
日本は累進課税制度をとっているため,収入が上がれば税負担も上がります.
一方支出を下げた分には税金がかかりません.効率の観点から言えば支出を下げた方が良いです.
では具体的に支出を下げるにはどうすれば良いのか?
- 節約する
- 節税する
- 健康に過ごす(病気にならない)
残念ながらこの3点しかありません.
それぞれを継続的にコツコツ続けていくことが最終的には近道になるとそんべん夫婦は信じています.
それぞれの具体的な方法はいずれ機会を作ってお話したいと思います(量が多すぎて今回は割愛).
余剰資金を投資に回す
これは上記の収入を上げる・支出を下げる項目が順調に進んだ後の話にはなります.
ある程度の非常時用の貯蓄(生活防衛資金)が溜まり始めたのちに取り組みたいのが,インデックス投資です.
インデックス投資に関しても機会を作りお話させていただきますが,普通預金や定期預金の安全資産と呼ばれているものに比べ少しリスクをとって資産増加を目指すものです.
そんべん夫婦も余剰資金を全額インデックス投資で積立投資をしています.
その中でも,我々の強い味方になってくれるのが,非課税枠を有効に使える,積立NISA,iDeco,ジュニアNISAと呼ばれるものです.
書籍によっても記載が異なりますが,過去のデータからは全世界株式や全米株式を15年以上の積立を行えば小さく見積もっても3%を複利にて増やせることができると述べられています.
低金利時代で普通預金では金利が0.001%の時代です,さらには0.001%の金利で増えたわずかな利息には約20%の税金がとられてしまいます.しかし上記の方法では手数料はかかりますが,3%で増え続けたものに税金はかかりません(期間の制限はあり,iDecoは引き出す際に税金が取られるなどの注意点あり).
わずか3%でも複利の力を長期で利用すればばかにできません.
仮に積立NISAの毎月の積立上限の目安である33333円を20歳から定年の60歳まで積み立てるとします.
すると上記のように約2000万程度の資産になります.複利の力を長期積立は想像を超えるパワーがあります.これで老後資金問題は解決できると言えるかもしれません.
そんべん夫婦も当初は不安でした.勉強しながら投資を開始したので最初は1万円程度の少額から開始(最低100円から可能)し,不安が徐々に軽減したのち,現在は月に20万ほど積立を行っています.
開始してからまだ2年程度ですが,順調に資産増加しています.(長期目線で考えると現在はマイナスになっていた方が良いかもしれませんが)
そんべんパパも投資に関しては書籍を比較的たくさん読みましたが,初心者向けでは,
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↑あたりが分かりやすいと思います.そんべんパパも当初は全く知識がなかったので,上記の山崎先生の書籍の通りに始めました(現在は投資戦略は多少変更済)
今では投資総額は300万円程度となりました.もちろんリスクがある(ほとんどないと言ってもいいが)ので100%資産が増えると断言はできません.最終的には自己責任で行うべきです.
まずは自分なりに知識を深めてから納得して(人に勧められたから始めるのではなく自分の判断で)始めるべきです.(冷たいようですがとても大事なところ).
まとめ
- まずは節約して家計をプラスにする
- 転職・副業などで収入をアップする
- 余剰資金を投資に回す(非常時用のお金はしっかりためておく)
- 投資に100%はない.自己責任で行う
以上参考になれば嬉しいです.ご質問があればお気軽にコメントください.
ではまた.
[…] 先日育児中の資産形成の方法について書きました. […]