こんにちはそんべんパパです.
昨今子供の運動機能の低下が話題になることがあります.
公園などの外で遊ぶ機会が減っていたり,洋式の生活が主流になった影響で身体が硬くなっていたりするようです.子供によっては足首が硬いことで和式トイレにしゃがめない子もいるという話も聞いたことがあります.
そんべんパパが小学校のことは,放課後の小学校が開放されていたので友達と日々遊んでいましたが,現在は犯罪予防のために,遊び場が減少していることも現代の子供にとっては気の毒ですが,環境のせいばかりにはしていられません.今与えられている環境でうまく過ごしていく方法を考察します.
我が子は現在2歳3ヶ月ですが,買ってよかったグッズについて今回は一つバランスボールについて取り上げたいと思います.
100円ショップ(ダイソー)で500円でしたがいまだに重宝しています.
本日の要約です
- 子供の寝かせつけに便利
- ママの骨盤周りのトレーニングにもなる
- 子供の運動機能発達に役に立つ
目次
子供の寝かせつけに便利
そんべん夫婦が当初バランスボールを購入したのは,夜の寝かせつけや,夜泣き後の寝かせつけに使用するためでした.寝かせつけの際にお母さんのお腹の中の振動に近い環境に近づけることは,赤ちゃんにとって安心するようです.
従って抱っこしてゆらゆらすることは1番寝かせつけに理にかなっていることになります.もちろん密着することでの温もりや,心臓の音を聞かせることも赤ちゃんにとっては安心する材料になると思います.
しかし,長時間の抱っこは腱鞘炎や腰痛を容易に誘発するためお勧めできません.そこでそんべん夫婦では藁にも縋る思いでバランスボールを購入しました.
バランスボールとは以下のようなものです.
バランスボールも値段はまちまちですので,まずは安いもので試していただくのがお勧めです.ダイソーで買ったものでもそんべん家では十分でした.
試してみると,椅子の上で寝かせつける対応には怒っていた我が子もバランスボール上で寝かせつけることには怒りませんでした.バランスボールの弾力を使って足の力のみでゆらゆらできるので,両親の負担も減ります.我が家は寝かせつけをこれで乗り切りました.
ただ一点注意点としては転倒です.壁よりで利用するなど十分に留意してください.
母親の骨盤周りのトレーニングになる
産前産後の骨盤機能は確実に変化します.特に骨盤底筋群の機能低下は問題で尿漏れなどに繋がります.専門家目線では骨盤底筋だけでなく妊娠中の不良姿勢(これは赤ちゃんの重さで仕方ない)により全身のバランスが崩れます.
特に骨盤周りの動きが悪くなるので,授乳中にトレーニングもかねることができれば一石二鳥です(実際はそんな余裕はないかと思いますが...)
そんべんママそうでしたが妊娠中は反り腰になりやすく(腰椎前弯)骨盤が前に傾きやすい(骨盤前傾)ので動きが悪くなっている(腰回りの筋肉が硬くなる)ことが多いです.
そこでお勧めは骨盤の運動です.
①バランスボールに乗ったまま背中をまっすぐに伸ばし骨盤を前後に倒してください.
②次に可能なら片方のお尻を浮かせるように左右にも倒してみてください.
それぞれ10~15回程度実施すれば腰回りがスッキリする感覚がわかると思います.
子供の運動発達の役に立つ
卒乳したのちは,子供の遊び道具の一つに生まれ変わります.我が子も最近はすっかりバランスボールで遊ぶことが習慣になりました.バランスボールを転がしてキャッチボールをしてみたり,キックしてみたり,よじ登ってみたり,多種多様な運動(遊び)が可能です.
しかしまず,赤ちゃんが歩き始め,安定してきたら,バランスボールを押しながら歩くのがいいと思います.
やや専門的な話ですが,歩行+他の作業をすることは歩行の自動化(無意識に歩ける)が獲得できているということです.つまり歩くことに全集中しなくてもいいということです.脳卒中後や認知症のリハビリにも利用しますが,これを二重課題(デュアルタスク)と言って通常の歩行に比べ脳血流が増加することが知られています.脳も身体もグングン成長する赤ちゃんにとって脳血流を増やすことは成長の助けになるかもしれません.
また,バランスボールを押しながら歩くことは,足の筋力を強くすることや,物との距離感を掴む(頭頂葉の発達)訓練にもなると思います.
安全面を担保しながら実施することはメリットだらけだと思います.
まとめ
バランスボールは授乳中だけでなく,卒乳後の子供の運動機能の補助道具としても有効なグッズです.
500円で購入したことを考えるとそんべん家ではもう十分に元が取れたと思います.
寝かせつけや子供との遊びに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです.ではまた!